気になる目の疲れには最適なケアで。ぱっちりクリアな「視生活」を
2016.11.10
今や、仕事をするときはずっとパソコンに向かっていて、プライベートの時間はスマートフォンで友人と連絡を取ったり、ゲームで息抜きをしたり…。読書だって、デジタル端末でできてしまう時代です。便利な反面、手元の小さい画面をずっと見続けているせいで、目がショボショボしてピントが合わないといった、目の疲れを訴える人が増えています。今回は、そんな疲れた目をリフレッシュさせ、クリアな「視生活」を取り戻すための簡単ケアをご紹介します。
スマホ老眼急増中! 今や「疲れ目」はみんなの悩み
疲れ目の大きな原因の一つが、パソコンやスマートフォンの使いすぎ。常に手元の小さい画面を見つめ続けているため、肩こりと同じように、目の筋肉が固まった状態になってしまうのです。
最近は、若い人でも疲れ目の症状を訴える人が増えてきています。パソコンやスマートフォンが身近な20代〜30代に、目のピント調整が効かなくなる「スマホ老眼」に悩む人も急増中。症状は一時的なものであるものの、繰り返すうちに習慣化してしまいますので、注意が必要です。
黒目クルクルマッサージで、疲れ目スッキリ!
目の疲れを取るには、肩こりをストレッチで解消するように、凝り固まった目の筋肉をほぐすのが効果的です。そんなときはこれから紹介する「目玉クルクルマッサージ」で、コリをほぐすようにしましょう。
1.目をギュッと閉じて、パッと開ける
2.顔は動かさず、目を閉じたまま黒目だけ右へ動かす
3.同じように、黒目を左へ
4.次は黒目を上へ
5.最後は下へ動かし、正面に戻る
これを2、3回繰り返したら、仕上げに目の周りの骨のキワに添って指を当て、キュッキュッと力を入れる目元マッサージをするのも効果的です。パソコンやスマホを使ったら、30分に1回を目安にこのマッサージでコリをほぐしましょう。
目に良い栄養素を上手に摂って、内側から疲労回復!
目がショボショボしたり、かすんだり、一晩寝ても目の疲れが抜けない場合は、目の疲れに良い栄養を意識して摂るのがおすすめ。目の機能に働きかけるアントシアニンを含んだブルーベリーや、目の健康を保つビタミンAが含まれている鶏のレバーなどもいいでしょう。
他にも、卵の黄身や、ほうれん草や人参、かぼちゃなどの緑黄色野菜に含まれているルテインには、目の網膜を守る役割があります。紫外線や液晶画面から出ているブルーライトの影響で、私たちの網膜は毎日たくさんのダメージを受けているもの。こちらも忘れずに摂っておきたいところです。
まとめ
パソコンやスマートフォンは、便利だけれど使いすぎれば体調不良や目の疲れの原因になるもの。使う時間を制限したり、定期的にマッサージをしたりして、目の健康を守るよう心がけましょう。