違いを知ってきちんと取り入れたい
個性や特徴もさまざまな、ポリフェノールの知識
2017.10.26
野菜や果物、ワインなどにも含まれている「ポリフェノール」。よく耳にしますが、実際にどんな働きをするのかご存知でしょうか? お馴染みのものからそうでないものまで、さまざまなポリフェノールの種類と個性を知れば、毎日の生活へ上手に取り入れやすくなるかもしれませんよ。
あの成分もこの成分も、実は「ポリフェノール」だった!?
多くの食材に含まれている「ポリフェノール」。実はほとんどすべての植物に含まれている、ということはご存知でしたか?
ポリフェノールとは、主に植物の葉や茎、果実などに含まれており、光合成をするときに生み出されます。植物が紫外線や害虫から自らの身を守るため、つくり出す成分の総称が「ポリフェノール」なのです。その種類はなんと5,000種類以上!
その中でも私たちにお馴染みなのは、緑茶に含まれている「カテキン」、大豆の「イソフラボン」、お蕎麦の「ルチン」…といったところでしょうか。ショウガに含まれている「ショウガオール」なんてポリフェノールもあるのですが、挙げていけばきりがありません。
数え切れないほどのポリフェノール。主にどんな役割が?
5,000種類以上もあるポリフェノールですが、ほぼすべてに共通するのが、「活性酸素」による酸化ダメージから植物の身を守る働きです。さらに詳しく一つひとつを見ていくと、その個性は実にさまざま。比較的ポピュラーなものには、どんな役割があるのでしょうか?
たとえば緑茶のカテキンの役割として代表的なのが、「抗菌」です。風邪を引きやすい季節に「お茶を使ってうがいをしましょう」と教わったことはありませんか? これは、お茶に含まれるカテキンの働きを利用した予防習慣だったんですね。
大豆に含まれるイソフラボンは、女性に嬉しいポリフェノールとしてよく知られています。これは体内で女性ホルモンと良く似た働きをするからで、イソフラボンを摂ることで肌を健やかに保つことができると言われています。
オーク(ナラ)の木から取れる注目のポリフェノール「ロブリン」とは?
そんな中で、現在注目されている「ロブリン」というポリフェノールをご存知でしょうか? 体内でタンパク質の生成や、エネルギーの産生を助けることで私たちの元気をサポートするポリフェノールです。
そんなロブリンを摂取することができるフランス発の栄養成分がヨーロッパナラ樹木エキス「ロブビット®」。厳しい気候で知られるフランス中南部の山岳地帯で育ったフレンチオークからのみ抽出される、希少な天然成分です。その効果は臨床試験でも確かめられているそう。スポーツシーンや仕事、プライベートでもベストパフォーマンスを目指す方は、チェックしてみてはいかがでしょうか?
まとめ
種類が多い分だけ、その役割も多種多様なポリフェノール。お馴染みのものから聞き慣れないものまで、今の自分に必要なものを上手に取り入れて、イキイキした生活を目指していきたいですね。