夫の他界後、生きる気力を失ってしまった時期も。 家族の支えをきっかけに、第二の人生をスタートさせるまで
2017.03.07
着物のリメイクデザイナーとして活躍していたものの、夫が他界し、一時期は生きる気力を失ってしまったという腰本さん。かつてのつらい時期を乗り越え、70歳になっても元気にイキイキと毎日を過ごす彼女に、今に至るまでの道のりについて伺いました。
単身赴任中の夫が定年間近で他界。生きる希望を失ってしまう
私は今でこそ元気にあちこちへ出かけていますが、実はかつて、心身ともにふさぎ込んでしまっていた時期がありました。定年を間近に控えた夫が、病気で亡くなってしまったのです。単身赴任していた夫とは長年離れ離れで生活していたので、一つ屋根の下で暮らし、夫婦で旅行に出かけるなど、これから一緒に過ごす時間をとても楽しみにしていました。しかしそんな願いが叶うことはなく、喪失感から「もう死んでしまいたい」と思ったこともありました。
でも、それを踏み止まらせてくれたのは、いつも側で支えてくれた息子たちです。「父さんがいなくなって寂しいのに、母さんまでいなくなったら、私たちは親なし子になってしまう。母さんには長生きして欲しい」と息子から伝えられ、その言葉で「私は、生きたくても生きられなかった夫の分まで生きよう!」と思うことができました。
夫を亡くした後悔を繰り返さないように、サプリメントを飲み始めた
そんな中で、夫が亡くなったときの様子をよく知っている身近な親戚から紹介してもらったのが、ニュースキンの製品でした。その方は「とにかく元気でいてほしいから」と、製品のことを初めて聞いたその足で、私の所まで来て紹介してくれたんです。
「早くから夫の体の心配をしていれば、もっと長生きできたのかもしれない…」。健康や栄養に無頓着だったことを後悔し、私もサプリメントを飲み始めました。
そんな身近な方々からの支えもあり、いつの間にか心も体もとても元気になっている自分に気づきました。ニュースキン製品はどれも気に入っています。サプリメントはもちろんスキンケア製品も愛用していて、肌がきれいだと褒めていただくこともあります。
この年齢になると、病院の待合室でおしゃべりなんていうこともよくあることですが、私には関係ありません。「どうしてそんなに元気なの?」と周りからよく聞かれることもしばしば。私は現在70歳ですが、体組成計を測ってみると「体内年齢が54歳」と表示されてビックリ。このことを家族に話すと「そんなに元気なら、周りにいる歳の近い友達や、元気のない人たちにもサプリメントの魅力を伝えていったらどう?」とアドバイスをもらいました。それがきっかけでブランドパートナーとしての活動を始めるようになったんです。ブランドパートナーとしての仕事で、自分と年齢の近い方にお会いすることも多いのですが、年齢を言うたびに「楽しそうだし、元気ですね!」と驚かれるんですよ。
将来の夢もでき、長生きしたいという願望がもてるように
ブランドパートナーの仕事をするようになってから、私と同じように活動している若い人たちと一緒にいることが多くなりました。セミナーに出席し、机を並べて先輩の話を聞き、メモをとったりしていると学生時代に戻った気分です。セミナーでの話が早くてメモが追いつかないときは、隣に座った若い男性に聞けば丁寧に教えてくれるし、そのあとの食事会に参加しても、年の離れた私を皆さん笑顔で迎えてくれます。普通なら知り合えなかったような若くてエネルギッシュな仲間たちと交流できることはとても幸せですし、刺激的な時間ですね。
35年前から始めた、昔の着物を洋服にアレンジして普段着として楽しめるようにする「着物リメイク」の活動は、今になっても全く飽きませんね。最近だと、個人の方から依頼を受けて、ジャズシンガーの舞台衣装をつくりました。外出するときも自分でつくったリメイクの服を着ているので、それを見た周囲の人から「私にも1着つくってもらえませんか?」とお願いされることも少なくありません。今着ている服も私がリメイクしたもの。良いものは年月が経っても廃れることはないのだと感じています。
今後の夢は、自分がデザインしたドレスでファションショーを開くこと。孫たちと一緒に、世界遺産を見に行きたいとも思っています。今は、夫が亡くなって苦しかった頃が嘘のよう。まだまだ叶えていない夢があるので、それを実現するまでは長生きしたいですね。そのためにも、ニュースキン製品は手放せません。
腰本 孝子
Takako Koshimoto
70歳になった今でもアクティブに仕事に取り組むブランドパートナー。単身赴任中の夫に定年間近で先立たれ、残された妻の体調を気遣った親類からサプリメントをすすめられたことでニュースキンに出会った。着物を洋服にアレンジする「着物リメイクデザイナー」としても活躍しており、現在は個人からの依頼を受け制作を行っている。