劇団をリストラされたあとの復活劇。ニュースキンの仕事を通じて描けるようになった夢とは?
2016.11.15
大手企業に所属していても、ある日突然職を失うことがある時代。大手劇団をリストラされることになった和田さんは、その厳しさを痛感した一人です。しかし、この仕事を通じて将来の夢をもてるようになったと語る彼女に、その理由について伺いました。
ばっちりメイクによる肌荒れが悩みの種…
私は5年間、テレビでCMもやるような大手劇団で女優をしていました。女優の仕事は、舞台で毎日ばっちりメイクをするので、ひどい肌荒れに悩まされていたんです。自分に合ったスキンケア製品もなかなか見つからず…。そのとき、体のメンテナンスをしていただいていたカイロプラクティックの先生に紹介してもらったのが、ニュースキンのスキンケア製品でした。紹介された製品を試してみたところ、自分に合っているとすぐに感じ、嬉しくなったことを覚えています。ニュースキンの製品は、劇団のトレーナーがサプリメントやスキンケア製品を推薦していたこともあり、多くの先輩が愛用していたので、名前を聞く機会は多かったです。
突然の解雇通知によって、茫然自失の状態に
ある日突然、所属していた劇団からリストラされてしまったんです。その日は祝日で、劇団から自宅に解雇通知書が届いていました。なんの事前通告もなく、前日までレッスンに参加していたので、まさに寝耳に水の出来事。目の前が急に真っ暗になったことを覚えています。自分はすごく怖い世界で仕事をしていたのだと、そのとき改めて気づきました。
その後は、バレエを教えながらアパレル店などのアルバイトを掛け持ちして、生計を立てていました。当時は将来のことを考えると、常に不安な気持ちになってしまうことも多かったですね。それに、娘を心配している両親を安心させてあげなきゃ、という気持ちもあって、自信をもってニュースキン製品を人にお勧めできるこの仕事を始めることにしたんです。
仕事については、お肌や製品に関する知識やカウンセリングの方法を先輩から具体的に教わるのですが…私の場合は、教えてもらうよりも見て覚えたほうが頭に入ってきやすかったですね。舞台に立っているときから、先輩の演技などを袖から見て盗むように学んでいた経験が活かされているのかもしれません。やっていることは違いますが、できる人のやり方を見て取り入れる、というスタンスは、女優のときとあまり変わっていないと思います。
悩んでいるときは、いつも先輩がサポートしてくれた
私たちの仕事は、一人ひとりへの信頼で成り立っています。しかしそれぞれの個性が大切な仕事ではあるものの、全てを1人の力で解決しなければならないわけではありません。仕事で悩んでいるときも、先輩や身近な人のサポートがあったので、頑張ることができたんです。自分のことだけでなく、人の幸せも考えられる。そんな人たちに囲まれながら仕事ができて、私自身も充実した日々を送ることができていますね。
この仕事を始める前は、突然のリストラによって、まさしく「どん底」にいたように思えます。とてもじゃないですが、前向きになれるような状況ではなかったですし、自分の将来のことなんて考えられませんでした。ですが、この仕事を始めることによって、将来の夢が自分の中で描けるようになりました。その一つが、好きなバレエがいつでもできる、自分のスタジオをもつことです。その夢を叶えるために、今はニュースキンの仕事に専念し、バレエのレッスンは生徒さんにも協力してもらって、空いている時間に行っています。これからもバレエやダンスなど、大好きな踊りは一生続けていきたいですね。

和田 翔子
Shoko Wada
元ミュージカル女優。行きつけのカイロプラクティック治療院ですすめられ、ニュースキン製品に出会う。女優引退後もダンスを続けながら、現在はブランドパートナーの仕事をメインに活動中。