視点と言葉から負の気持ちを切り変える。「ポジティブシンキング」の実践法3選
2016.10.31
ポジティブシンキングがいろいろなメリットをもたらすことは、よく知られています。悲観的になれば自信を持つことができず、他人にも厳しくなり好かれません。では、どうすれば前向きな思考を身につけられるのでしょうか。ここでは、ポジティブシンキングの実践法を3つ取り上げます。
気持ちを変えるため、普段の「言葉」を入れ替える
「気持ちや心構えを変える」と言っても、抽象的でイメージしにくいもの。そこで、「普段使っている言葉を変える」ことを心がけてみましょう。口癖や言葉には、その人の思考や何気ない意識が現れているのです。ネガティブな人は、使っている言葉もネガティブになっていることに気づくはずです。
つい使いがちなのは、「難しい」「無理」「できない」といったフレーズ。これらをどんなときに使うか思い返して、「難しい。でもこれだったらできる」「このやり方では無理。でも方法を変えればできる」など、前向きな言葉へ変えてみましょう。また、「なぜ」を「どうしたら」に変えるのも効果的。「なぜできなかったのか」のかではなく、「どうしたらできたのか」と言い換えるのです。
前向きになるため、プラスとマイナスの両面を見る
ポジティブシンキングは、やみくもにプラスばかり見るのではありません。それは不安から目を背けているだけです。大切なのは、物事の「良い面」と「悪い面」両方について、さらに大きな視点から眺めていくことです。
たとえば、物事が起きたときに「どうして自分だけ」という負の感情が湧いたとします。でも見方によっては、「自分だけがこの経験を乗り越えられる」というチャンスでもあります。また、瞬間的にはツラいことでも、何年という長いスパンで見ればその経験があなたの糧になり、たとえ大変な思い出でも考え方によってその意味合いが変わっていきます。そのような視点の変換を日々意識するのです。
毎日行う、ポジティブシンキングの練習
普段からポジティブシンキングの練習をすることも大切。たとえば「毎日必ず誰かを褒める」といった目標を掲げましょう。すると、どんなときでも「物事の良い部分」を見つけるスキルが自然と上がります。それは自分の思考にも活かされ、色々な出来事に対し、反射的に良い部分を探すような習慣が身に付くことでしょう。
まとめ
難題に直面すると、ついマイナスな考えが出てしまうもの。しかし、悪い状況を脱するには、その難題を解決するしかありません。だからこそ、どこまでポジティブに事実を捉えて立ち向えるかが、大切になってくるのではないでしょうか。