毎日のファッションをもっと華やかに!
自分のキャラクターは「色」で強く印象づける
2017.08.10
同じ種類の服でも、その色によって印象は大きく変わります。同じブルーでも、暖かい色、冷たい色、明るい色、暗い色など、相手に与える印象は様々。そんな色の力を上手に使って、ファッションで自分を印象づけるための方法をご紹介します。
【初級編】自分のテーマカラーを決めておく
手持ちの服を見ると、白、黒、グレーばかり…という方も多いかもしれません。確かにモノクロの服は着回しがきくし、コーディネートもしやすく、ビジネスシーンにおいて「これを着ておけば、まず間違いはない」と言われる万能色です。その一方で無難な着こなしになってしまい、相手から見ると「印象に残らない人」になってしまうことも…。
そうならないためには、ファッションにおける自分の「テーマカラー」を決めておくといいでしょう。青でも赤でも、あなたの好みでかまいません。「この色が好き」「これを身に着けると、気分が上がる」というお気に入りの色を毎日の服装に取り入れてみましょう。
とは言っても、全身を1色でコーディネートするのはやりすぎかもしれません。今日は青ストライプのシャツ、明日は青のカーディガン…と、毎日どこか1ヵ所に取り入れる程度で十分。男性ならば、濃いスーツの差し色として、青い鮮やかなネクタイを締めるだけでもOK。「あの青の人か」「いつも青いネクタイがオシャレだよね」と相手の印象に残りやすくなるでしょう。
【中級編】色がもつイメージを利用し、なりたい自分になる
でも、いつも同じ色を身に着けるのはイヤだ! という方は、「色彩心理学」に基づいた色の効果を活用してみてはどうでしょうか?
例えば、オレンジは「陽気さ」や「親しみやすさ」を感じさせる色。不特定多数の人々が集うパーティーなど、出会いの場に出かけるときはコーディネートに取り入れてみるのがいいかもしれません。「爽やかさ」や「誠実さ」を感じさせる青はプレゼンテーションの日に最適ですし、「穏やかさ」「安らぎ」を連想させる緑は、大事な商談で相手の心を和ませるのに重宝します。
ほかにも、「女性らしさ」や「若々しさ」の象徴であるピンク、「目立ちたい」「相手の気を引きたい」ときに有効だと言われる赤など、シーンによって使い分けてみましょう。
【上級編】明度を変えて自分にぴったりの色を探す
たくさんの色の中から自分にぴったりの色を見つけるのも、なかなか難しい作業です。「赤が好きなのに、なんだか似合わない」「黄色は自分の雰囲気に合わない気がする」…といったケースもあるでしょう。
そんなときは、色の明度を変えてみましょう。明度というのは「色の明るさ」のこと。たとえばサンタクロースの服は鮮やかな赤ですが、明度を低くすると、「ワイン色」や「レンガ色」のような、ややくすみがかった渋い赤になります。鮮やかな赤が苦手な方でもこちらの色なら、違和感なくファッションに取り入れられると思いませんか?
洋服のコーディネートを考えるときも、明度を合わせることを心掛けると色のバランスが整う場合もあります。「この色、私に似合わないから」そう諦める前に、いろいろな明度で似合う色を探してみてはいかがでしょうか?
まとめ
私たちが考えている以上に、色には大きなチカラがあります。あなたの個性を素敵に演出してくれる、とびきりの色を見つけましょう!