理想のライフスタイルを目指すために、接骨院経営とのダブルワークで始めたニュースキンの仕事
2016.11.08
時代の変化によって、以前のように集客が簡単にいかなくなりつつある接骨院経営。2代目として接骨院を受け継ごうとしている石川さんに、家族を守りながら理想のライフスタイルを送るために選んだもう一つの仕事について、話していただきました。
接骨院の業界は、今、逆風の時代
私は、地元の静岡市清水区にある、両親が経営している接骨院で、柔道整復師として働いています。それまでは、東京の学校に通い資格を取得後、修行のために5年以上、東京の接骨院で施術や店舗の経営に携わっていました。そして家業を継ぐため、今から数年前に地元に戻ることにしたんです。しかし、地元で接骨院の経営だけで食べていくのは、非常に厳しい状況でした。
そのように実感したこととして、昔と比べて人口が減っているにも関わらず、接骨院の数が増えていることが挙げられます。最近は、接骨院だけでなく整形外科や整体、マッサージ屋さんなどの競合も年々増えていて、ますます患者さんの取り合いになっていますね。さらに、健康保険の自己負担割合の引き上げも予想されていることもあって、この業界は逆風の真っ只中なんです。
他にも、地震が起きてお店が壊れてしまったら商売ができなくなる、というような自営業ゆえの不安もあります。特に、静岡は近々、大きな地震が起こるともいわれている場所。こういった不安要因もあり、本業以外にも仕事をもつ必要があると思い、両親もやっていたニュースキンを副業として始めることにしました。両親は、いつも充実した表情でこの仕事に取り組んでいたんですよ。そのことも、後押しになりましたね。
始めて分かった、本業と副業の間のポジティブな相乗効果
接骨院では骨折、脱臼、打撲、ねんざ、肉離れなど、出血していないケガの治療を行います。しかし来院される方のなかには、「もっとイキイキとした活気ある毎日を送りたい」「いつもなんとなくダルい」といった悩みを抱えている方もいて、個人的に相談を受けることがよくあります。そういったことは案外、生活習慣を変える、栄養をバランス良くきちんと摂るといったことで大きく改善されることもあるんです。そんな方たちのためにも、栄養の基礎的なことなどを含めた、幅広い知識が必要だと思っていました。その点、ニュースキンではサプリメントを豊富に扱っているので、ビジネスをしている段階で自然と栄養に関する知識が身に付いていったんです。
また、本業に還元できることもたくさんありました。一番大きかったのは、ニュースキンの仕事で培うことができた、コミュニケーション能力です。相手の小さな変化に気づくことができるようになり、相手のニーズもいち早く把握できるようになったのは、大きな収穫です。
自分磨きが功を奏して、新しい道が開けるように
私は今年、「ベストボディ・ジャパン」という、日本人が最も好む健康的な体の美しさを競うコンテストに挑戦しました。元々、体を鍛えるのが好きだったので、趣味の延長ではありますが、自分を試すために応募しようと考えたんです。静岡大会で3位入賞を果たし、全国大会にも出場することが決まりました。
今はベストボディ・ジャパンでの経験を活かし、接骨院で体づくりのパーソナルトレーナーの活動も始めました。新しい取り組みによって、自分の仕事に良い循環が生まれていることを実感できていますね。
体を鍛えたり、肌をキレイにしたりと、自分を変えていくことに取り組めば、誰だって今以上に魅力的な人間になれると私は考えています。これからも、魅力的な人が増えるよう、全力でサポートしていきたいですね。
石川 雄大
Takehiro Ishikawa
静岡県清水市で接骨院を経営。両親もブランドパートナーの仕事に取り組んでいる。2016年「ベストボディ・ジャパン」静岡大会(ミドルクラス)にて、第三位。