紫外線や乾燥、花粉の刺激…春の肌には敵が多い!? バリア機能を保つためにこの時期に心がけたい肌ケア
2017.03.30
肌荒れを防ぐために、真夏の紫外線や冬の乾燥を気にしている人は多いようですが、実は春も肌の敵が多い季節。この季節だからこそ頑張りたい肌ケアのポイントについて紹介します。
春の肌の敵はこんなにたくさん
春に気をつけたい肌の大敵としてまず挙げられるのは、空気の乾燥。春は乾いた高気圧や気温の上昇などの影響によって、1〜2月ほどではありませんが、まだまだ空気が乾燥しやすい季節です。乾燥が肌の大敵であることはいうまでもありません。
2つめは気温変化。春の急激な気温変化で肌の皮脂や水分のバランスは乱れがちになり、肌荒れを起こしやすくなります。そして3つめは紫外線。冬に比べて日照時間が長くなり、どんどん紫外線を浴びる時間も長くなります。紫外線も乾燥と同様、肌にさまざまなトラブルを引き起こします。そのほかにも、花粉などの肌トラブルにつながる異物が空気中に多く飛散しているのが春という季節なのです。
冬が終わったからって保湿を怠らないで
バリア機能を守るためのケアとして、まず“保湿”を見直してみましょう。春になり、気温が上昇すると肌の皮脂量がアップします。そこで安心して保湿をしなくなってしまう人がいますが、それは大きな勘違いなのです。
お風呂上がりや洗顔後、すぐにローションや化粧水で肌をうるおします。そのあとに乳液やクリームなどで蓋をすることもお忘れなく。日中も、肌の乾燥を感じたらメイクをした肌の上からでも、ミストなどをうまく使ってこまめに保湿をすることが大切です。
紫外線対策として日焼け止めを毎日使おう
肌のバリア機能を守るためにもうひとつ気をつけたいことが紫外線対策です。強い日ざしは肌の水分を奪い、乾燥によるバリア機能の低下を引き起こします。日焼け止めなどを使って毎日肌を守ることが必要です。
日焼け止めは、朝、出かける前に顔全体にムラなく塗りましょう。首や耳の後ろ、額のキワなども見落とさないで。屋外のスポーツなどで汗をかくシーンでは、数時間おきに日焼け止めを塗り直すようにします。保湿と並行して日焼け止めを塗ることを習慣化すれば、バリア機能が保たれて肌の水分を守ることにつながるのです。
真夏の間だけ日焼け止めを使えばいいと思っていた方も、今からお手入れに日焼け止めを取り入れてみてはいかがでしょうか?
まとめ
春は変化の多い季節です。気温の変化だけでなく、日差しも強くなってきます。今回紹介した保湿と紫外線対策を少しでも早く始めて、肌のバリア機能を底上げしていきましょう。