フェイスケアの最終ステップ。 肌をうるおして、水分を閉じ込める方法
2017.02.02
肌が本来もっている美しさを引き出すためには、基本に沿ったフェイス ケアが大切です。ここまで「洗う」「整える」の2つのステップを紹介してきましたが、今回は清潔な肌にたっぷりの水分を届けたあと、効果的にうるおいを保つための最終ステップ。朝と夜、毎日続けるシンプルなケアが、誰もが憧れる美肌を生み出すのです。
角質を満たした水分をうるおいベールで閉じ込め、水分と油分をバランスよくキープ
メイクを落とし、肌に付着したほこりや汗などの汚れを洗い流す第1ステップ。洗顔料によってアルカリ性に傾いたphバランスを戻し、十分なうるおいを届けて肌のコンディションを整える第2ステップ。そしていよいよやってくるのが、フェイス ケアの最終ステップです。
この段階では、第2ステップで角層を満たした水分を肌に閉じ込めながら、油分をバランスよく肌に届けます。
化粧水で補った水分は、そのままにしておくと肌の表面から徐々に蒸発し、うるおいが失われてしまいます。そこで、油分を含んだジェルや乳液、クリームなどで肌表面にベールをつくるのです。このベールには、水分の蒸発を防ぎながら、肌に水分と油分をバランスよく届ける役割があります。
肌に水分を閉じ込めて、うるおいを効果的に持続
クリームは、大きめのパール粒と同程度の量をスパチュラなどで取り、一度、手の甲にのせます。そこから指で、ひたい、鼻の頭、あご、右と左のほほ、計5カ所にクリームを分けてのせていきましょう。こうすることで、クリームを顔全体に均一に伸ばしやすくし、塗り残しを防ぐことができます。
クリームは、鼻筋の部分だけ上から下へ伸ばし、それ以外は内側から外側へ、下から上へ均一に伸ばしていきます。
クリームを伸ばしたあとは、手のひらで顔全体を包み込むようにして押さえ、肌になじませましょう。また、乾燥が気になる部分は、クリームをさらに重ねづけするのも効果的。クリームを肌に十分なじませることで、より効果的にうるおいが保てます。
クリームをつけすぎた場合や、メイクアップ前はティッシュで軽く押さえ、余分な油分は取り除きましょう。洗うことからスタートした肌のケアも、クリームをつけて完成です。
まとめ
あわててフェイス ケアをすると、ついつい急いでこなしてしまいがちな最終ステップ。ここまで全てのステップを丁寧に行って、毎日の細かいケアで美しい肌を目指しましょう。