スーツの第一印象、気にしてる? NGなスーツの着こなしポイント3点
2017.03.09
ビジネスにおける「正装」といえば、スーツ。しかし、その着こなしをおろそかにしてしまうと、第一印象が悪くなり、ビジネスチャンスを逃してしまうことも少なくありません。そこで今回は、できれば避けたいNGなスーツの着こなしを紹介しつつ、少しの気遣いで行えるイメージの改善方法をお伝えします。
1. 大きめは厳禁! もっとも気を配るべきは「サイズ」
スーツを選ぶ際、一番目につく色や柄のチョイスを重視しがちですが、最優先すべきは「サイズ」です。もっとも良くないのは、大きめのサイズを選んでしまうこと。袖や裾が余っているとだらしない印象を与え、相手から信頼を得られません。
そこでスーツを選ぶ際は、必ずお店で自分の体とスーツのサイズを測り、ジャストフィットを目指しましょう。具体的には、袖は1〜1.5cmほど下のシャツがのぞく長さで、上着はお尻がかろうじて隠れるくらい。肩幅は指で1cmほどつまめるくらいのサイズ感です。また、パンツの裾は立っているときに余らないことが大切です。
2. 派手にする必要はない、正しいスーツの色使い
相手に強い印象を残そうと、特徴的な色使いのスーツを選ぶ人もいるでしょう。しかし、色は「無難」が基本で、グレーか濃い青が定番。また、柄などは入れず、縦縞のストライプが入る場合も、あくまで控えめのものを選びます。
派手な色や柄のスーツは、好印象を抱く人もいれば、悪いイメージをもつ人もいて、人によって受け取る印象が大きく違います。しかし、ビジネスの現場ではさまざまな人から広く信頼を得なければならないもの。一か八かを狙うよりは、無難だと感じても、多くの人が「嫌がらない」スーツを選びましょう。
シャツやネクタイも同様で、シャツは白や水色などのあっさりした色を、ネクタイは無地やストライプ、水玉模様といった落ち着いたトーンに徹しましょう。
3. スーツに合わせるアイテムにも、さまざまなNGアリ
スーツに付随するアイテムも、第一印象に影響します。まず、注意すべきは靴。汚れたり傷んだりした靴はイメージが悪く、清潔感も損なわれます。また、ここでも派手な色はNG。黒か茶色の革靴を選びましょう。ベルト選びも気遣いが必要で、大切なのが色。靴と色を合わせるのが基本です。
そしてもうひとつ、スーツを着た際に持つバッグも重要です。肩に掛けるタイプのバッグは便利ですが、長時間どちらかの肩にかけていると、スーツの肩部分が傷んだり、全体的なシルエットが崩れたりします。その点では、手持ち式のバッグの方が好印象。
まとめ
スーツの着こなしは、第一印象を左右するもの。だからこそ、NGな着こなしを避けるだけでビジネスの成果につながるかもしれません。カジュアルな服装とは違う、スーツにおける「流儀」を身につけてビジネスに臨みましょう。