夢もやりがいも持てなかった社会人生活。ニュースキンと出会って得たものとは?
2016.12.13
「自分は何のために働いているんだろう?」。前職のサラリーマン時代、常にそのような疑問を抱えながら働いていたという佐久間さん。新しい仕事と出会い、社会人としての成長を経て、将来の夢を描けるようになるまでのお話を伺いました。
社会人としての目標を見つけられなかった営業職時代
最初に勤めたのは、学生時代、水泳にばかり打ち込んでいた自分が、周囲に流されるように新卒で入社した会社でした。食品業界での営業職でしたが「この仕事をやってみたい!」と熱望していたわけでもなく、自分の長所であるコミュニケーション力を活かすなら営業だろうと“なんとなく”で選びました。
そのような消極的な姿勢が災いしてか、入社後にやりがいや目標を見つけることができず、鬱屈した社会人生活を送っていました。「自分は貴重な時間を無駄にしているのではないか?」とフラストレーションを募らせる一方でした。
また、その職場にはビジネスマンとして成長できる環境が整っているとはいえませんでした。営業は数字だけを追いかけているだけで、毎日同じような業務をこなす生活。「このままでは老け込んでしまう!」と危機感を感じたのを覚えています(笑)。そして先輩社員の姿を将来の自分と重ねたときに、給与面・スキル面の成長という部分で、今後のキャリアに大きな不安を抱く自分がいました。
ブランドパートナーの仕事を始めたことで感じられた、「成長」の手応え
そんなある日、高校時代の水泳部の先輩と再会し、ニュースキンの話を聞きました。そのときは半信半疑どころか「全疑」という状態でしたが、社会勉強として一度説明会に参加してみようと思ったんです。大学では法学部に所属していたので、会社の制度としてちょっとでも怪しいところがあればすかさず突っ込んでやろうと、鼻息を荒くして参加しましたね(笑)。
しかし話を聞いてみるとイメージとは裏腹に、「とてもしっかりした企業だな」という印象を受けたんです。そこからニュースキンという会社の歴史や、その世界的な評価など、企業にまつわるあらゆる情報を自分なりに納得のゆくまで調べてみました。時にはブランドパートナーの先輩に、数時間にわたり質問をぶつけたこともあります。そのような徹底的なリサーチの結果、「この企業なら大丈夫」と確信を得ることができたので、副業としてブランドパートナーの仕事をスタートしました。今まで無駄にしていた時間を、有意義なチャレンジに充ててみることにしたんです。
その効果はまず、思いがけないところに現れました。新しい仕事を始めて3ヶ月後、本業で社内トップの営業成績を樹立することができました。ダブルワークで活動していたので、限りある時間の使い方もよく考えるようになりましたし、なにかを決めるときにも思いつきで結論を出すのではなく、合理的な判断ができるようになりました。これも、ブランドパートナーの仕事で経験を積んだから。社会人になって初めて実感した、成長の手応えでしたね。
さらにその3ヶ月後には、この仕事の収入が本業の収入を超えました。それをきっかけに「自分の可能性をとことん試してみよう」と、本業を辞めてブランドパートナーの仕事に腰を据えて取り組む決断をしました。
やらずに後悔するより、やって後悔する方が良い
この仕事を始めて、将来の夢もできました。それは、小学生の頃に亡くなった父と同じように飲食店を経営すること。そして自分のことを女手一つで育ててくれた母が、父と一緒にお店に立っていたときのように、また“女将”になれる飲食店をプレゼントしてあげること。昔から心の奥底に漠然と抱いていた夢だったのですが、この仕事と出会って、初めて夢ではなく現実的な目標として考えられるようになりました。今まで霧がかっていた景色が、パッと鮮やかに見えるようになった。そんな思いです。
若い人の中には、かつての自分のように「本当にやりたいことは何だろう?」と悩んでいる方も多いと思います。一つだけ言えるのは、やらずに後悔するより、やって後悔する方が絶対に良いということ。自分も高校最後の年に遊びにうつつを抜かしてしまい、それまで真剣にやっていた水泳のインターハイ出場を逃してしまうなど、後悔続きの人生でした。だけど、この仕事を始める決断をした過去の自分を褒めてあげたい。その決断がなければ、現在の充実した日々はありませんから。
佐久間 征大
Yukihiro Sakuma
食品会社の営業職を経て、ブランドパートナー登録。登録直後はサイドビジネスとして取り組んでいたものの、新しい仕事に手応えを感じ、3カ月後に独立した。学生時代、所属していたチームでライフセーバーの大会に出場し、入賞した経歴がある。