お金と時間を得るため、職を転々としたビジネスマン
“三方よし”のニュースキンの仕事で知った、商売の意味
2017.05.09
自衛隊、他社でのネットワークビジネス、不動産業など経てニュースキンのブランドパートナーの仕事を選んだ土屋さん。ブランドパートナーの活動を始める前は、「売り上げのことばかり考えていた」といいます。そんな土屋さんがもともともっていた、「人の役に立ちたい」という本当の自分の思いに気づいたきっかけとは何だったのでしょうか。
サーフィンに費やす時間とお金を求め、不動産業など転職を繰り返す
高校1年生から始めたサーフィンを続けるためのお金と時間が必要で、それらをつくるために、これまでさまざまな仕事を経験してきました。思えば、かつての自分は、何よりも収入(売上)を上げることが仕事のモチベーションだったのです。
まずは高校卒業後、父にすすめられ海上自衛隊に入隊したのですが、自分にしかできないことを仕事にしたいという思いが募り、除隊。そして次に、ある会社でネットワークビジネスを始めることにしました。一生懸命活動していたのですが、その会社で製品流通を安定させることが難しかったため、ビジネスを広げていくことができず、このときはネットワークビジネスを諦めるしかありませんでした。
その後、解体業、不動産営業を経て、賃貸物件の管理業務を行う不動産会社を起業しました。ところが自分で起業すると事務、財務、人材育成など、あらゆる業務を兼務しなければならないため、自分がやりたい仕事以外の業務に振りまわされるのが大変でしたね。
ただ売り上げのために働くことへの違和感。そこで理解できた「Force for Good」の意味
そんなときに高校の友人から、ニュースキンのサプリメントを紹介されました。もともと会社のことは知っていたので、仕事にもすぐに興味をもちました。
かつての経験から、ネットワークビジネスは何よりも製品力が大事だという確信をもっているので、まずは製品を使ってみることに。その際ニュースキン ボディ バーを試してみたところ、肌が乾燥しがちな自分にとってお風呂上がりの使用感がとても心地良かったんですよね。同時に会社についても調べていたのですが、ニュースキン エンタープライズ社はニューヨーク証券取引所に上場していて、信頼できる世界的な企業であることも知りました。会社に対する高い評価とこの製品力があるのなら、再びネットワークビジネスにチャレンジする価値があると思い、ブランドパートナーの仕事に思い切ってチャレンジしました。
今ももちろんブランドパートナーを続けていますが、実は、ブラントパートナーの活動を少し休んでいた時期もあるんです。当時の自分は売り上げのことばかり考えていたため、ニュースキンの企業理念である「Force for Good(人々がより豊かになるための力となる)」に共感できず、そのときは「この仕事は自分らしくないのでは?」と思ってしまったんですよね。
でも、離れてみるとニュースキンのビジネスで学んだことの大切さが色々と見えてきたんですよ。例えば、それまでの自分は売り上げを出すことが最優先で、目の前にいる顧客のことを本当の意味できちんと見てはいなかった。そのことに気づいてから、売り上げを上げるためだけにただ働いていたことに虚しさを感じると同時に、Force for Goodの想いを理解できるようになりました。とはいえ途中で投げ出してしまったことに後ろめたさを感じていたこともあり、時間を空けてブランドパートナーの活動を再開しました。
ちなみに活動休止期間中でも製品はずっと愛用していましたし、また、自分が製品を伝えた人の中にもお気に入りの製品を購入し続けてくださる方もいました。それが製品力の証になっていますよね(笑)。
近江商人“三方よし”の心得そのものの、ニュースキンの仕事
ブランドパートナーを再開してからは、仕事でもプライベートでも、相手の本当に伝えたいことは何かを理解するために、常にアンテナを張るように心がけています。その結果、家族を含め人間関係がとても良くなりましたね。例えば、肌トラブルに悩んでいた中学生の娘に適切なケアをアドバイスすることができたのも、彼女の悩みをじっくり聞く姿勢をもち、生活スタイルを見守ることができたからだと思います。
起業して、常にお金を支払ってくださる相手を目の前にしてきたうえで実感するのは、ブランドパートナーの仕事は、近江商人の心得“三方よし”そのものだということです。買った人に喜んで使っていただき、Force for Goodの理念に基づいた基金によって社会の役に立つ。まさに「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」なんです。
ニュースキンとの出会いによって、もともと自分の中に「人の役に立ちたい」という思いがあったことに気づくことができました。それを発見できて一皮剥けた感じがしますね。また、自分に合ったスタイルを求めてさまざまな仕事を経験してきましたが、ブランドパートナーとの出会いが、私の人間性や仕事に対する考え方を180度変えてくれました。
これからも、自分の周りの人たちの幸せを叶えていきたいと思っています。そして、やはりサーフィンを続けていきたいですね。23年間続けてきたサーフィンは人生の中心。サーフィンにライフスタイルを合わせられるのはブランドパートナーの仕事のおかげですね。この仕事をしながら、世界中の波に乗るのが夢です。
土屋 朋方
Tomonori Tsuchiya
元海上自衛官。解体業や不動産の営業のほか、不動産会社の経営など、さまざまな仕事に次々と挑戦。そのうえで、「自分が良いと思え、信頼できる」製品を扱うブランドパートナー業に、理想のビジネスモデルを見出す。現在では個人事業主として物流とリサイクルの事業を手がけながら、ブランドパートナーとして活動中。