ルーチンで働く、平凡なOLが見つけた憧れの世界
毎日が新しいチャレンジ、イキイキ活躍できる仕事

2016.10.31

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かつての自分を「普通のOLだった」と語る村井 紫乃さん。憧れる仕事に出会っても、「すごいけど、平凡な私にはできない」と思ったそうです。当時勤めていた大手企業から飛び出し、村井さんが新しいチャレンジを決意した理由を伺いました。

ルーチンワークばかりで、成長を実感できなかったOL時代

　私は中学・高校の学生時代、ブラスバンド部に所属していました。全国大会に出場するほどの強豪校で、毎日の練習は厳しかったけれど、充実した日々だったことを覚えています。

　そして大学を卒業後、大手金融機関に就職。安定している仕事だと周囲の人からは羨ましがられ、仕事もたくさんあるにもかかわらず、私にとってはどこか物足りなさを感じてしまう日々でした。高校時代のような手応えを感じることができなかったんです。毎日、朝早くから終電間際までずっと仕事。いつ地方転勤になるか分からないという、将来への不安…。そしてなにより、ルーチンワークばかりで、新しいことに挑戦して自分が成長しているという実感を見出せなかったことが、とても辛かったですね。

これなら、平凡な私でもできるかもしれない

　ニュースキンの仕事に出会ったのは、今の仕事を続けていいのかという疑問が膨らんでいた時期でした。最初に製品を使ってみたところ、肌トラブルに悩まされていた私は、とても感動しました。身をもって体験していたので製品の良さはきちんと理解していたのですが…仕事にするとなると自分とは違う世界の人が取り組んでいるというイメージで、正直なところ平凡な自分にはできない仕事だと思っていました。

　しかし、仕事の詳しい説明を聞いたところ、自分と同じような普通のOLや、大手企業出身者など社会的な地位がある方もこの仕事をやっていることを知って、本当にビックリしました。同時に「これなら私にだってできるかもしれない！」と、一気に親近感が湧いてきたんです。

　この仕事ならば、ブラスバンド部にいたときのような、イキイキできる日々をもう一度過ごせるかもしれない。それまでのいくら働いても満たされない生活を変えることができるなら、チャレンジしてみる人生もいいのかなという気持ちが芽生えてきたのを覚えています。

自分のペースでコツコツがんばれる仕事

　この仕事を始めてから、仕事に振り回される生活が変わりました。自分でスケジュールを組めるので、やりたいときに仕事をして、それ以外はカフェに行ったり、映画に行ったりと、自由に時間を使っています。昔は出社すると気が重かったのですが、今は毎日が楽しくて、あっという間に1日が終わってしまいます。

　OLのときは受け身だった自分が、この仕事を始めてから、自主性をもって仕事することができるようになりました。それは時間の問題だけではなく、仕事を通してさまざまな立場の人と接する経験を得ることで、自信をもってコミュニケーションすることができるようになったことが大きいのではないでしょうか。そのことが、今の仕事のやりがいや楽しさにつながっていると思います。

　仕事が上手くいかないときは、身近な先輩から「あなたはもっとチャレンジしてみるべきだよ」と、何度もいろんな言葉で後押ししてもらいました。かつては、その方も私と同じように強みがあるわけでも、特別な才能をもっているわけでもなかったそうです。そんな方から声をかけてもらっていたから、「そうか、もっと自信をもっていいんだ！」と、自分のペースでコツコツがんばり続けることができたのだと思います。

　現在の一番の目標は、もっと母親孝行をすること。父が亡くなって母1人なのですが、いつも私を応援してくれているので、母がやりたいと思うことを叶えてあげたい。今なら、それが実現できます。最近、母は「また、パスポートをつくろうかしら」と言っているので、まずは一緒に海外旅行をすることが娘としての目標ですね。

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