「女性を美しくする」仕事を続けるために、エステティシャンが見つけた仕事

2016.10.31

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美容関係の仕事に憧れて、大手エステサロンに就職した石垣さん。しかし、なかなか休みを取ることができない環境に悩むことに。そんな彼女に、自由な時間をもちながら自分の夢を実現することができる、今のお仕事についてお伺いしました。

「女性を美しくする」ことが、中学生の頃からの夢

　私は中学生の頃から、人を美しくする仕事に憧れていました。美容を題材にしたテレビ番組で、女性がエステやメイクのプロの手でキレイになり、それによって内面も変わっていく様子を見たのがきっかけです。美容の仕事って、外見から人の心を変えていくステキな仕事だな、と感動しました。

　専門学校を卒業後、かねてからの願いが叶い、憧れの大手エステサロンに就職してエステティシャンとして働き始めました。仕事は楽しく、とても充実した毎日だったのですが…エステティシャンって本当に忙しいし、体力的にきつい仕事なんです。エステの練習や勉強は、プライベートの時間を割かないといけないし、休日も週に1日、忙しいときには半休にして2日に分けたりと、なかなか休みが取れません。

　さらに、ふと周りで働いている人を見ると、私のいたエステサロンでは35歳以上の先輩がほとんどいないんです。「エステティシャンはハードワークだからか、寿命が短い仕事なんだな」と思うのと同時に、私はこの仕事を長く続けていけるのか、将来がすごく不安になりました。

製品の品質の高さが、私にエステサロンを辞める決断をさせた

　仕事は好きでしたが、将来のことを考えると、このエステサロンを続けるべきか、辞めるべきか、悩んでいました。ちょうどその時期に、同じ職場で働いている先輩からニュースキンの製品をすすめられたのです。製品を初めて使ったとき、その素晴らしさにとても驚いたのを覚えています。それまで使っていたエステサロンの製品とは私にとっての使用感は全然違いましたね。その後、ニュースキンを通してさまざまな成分について知れば知るほど、それまで使っていた製品が気になるようになってしまって…。それに加え、価格もリーズナブル。エステサロンで買う美容液1本分くらいの値段で、ケア用品を一式揃えられてしまうんです。気づくと、「お客様には、自分が本当に良いと思う製品をすすめたい！」と感じる自分がいました。

　この製品であれば、必ず多くの人に喜んでもらえると思い、そのエステサロンを辞めることを決意。仕事場を小さなサロンに移し、自分でもニュースキンの製品を紹介するようになりました。

自由に使える時間が生まれて、家族と過ごす余裕もできた

　ニュースキンの仕事に携わることによって、働き方も大きく変わることになりました。そこで一番良かったと感じていることは、家族と過ごす時間をもてるようになったこと。両親が共働きで、私は祖母に育てられた子供だったので、特に祖母との時間は大切な時間です。ですが、その祖母が認知症にかかってしまい、介護が必要となってしまったんです。

　祖母と一緒に毎日散歩に行くのですが、私の足で2分くらいの距離を、祖母は30分くらいかけて歩きます。往復で1時間ですね。散歩に行くときも、靴を履き終わってから「トイレに行きたい」って言い出すんです（笑）。

　介護は大変ですが、今は、祖母の手伝いができてすごくうれしい。散歩も、大好きな時間です。それができるのも時間に縛られず、自分のペースで取り組むことができるこの仕事を選んだから。前の職場で働き続けていたら、こんな穏やかな時間は絶対に過ごせなかった。今では一緒に仕事に取り組む仲間も増え、自分がそこにいなくても仲間のフォローで売り上げが生まれることもあります。早いうちからこの仕事に気づいて取り組むことができて、本当によかったと思っています。

　今後の目標は、3年後までに1人でできる規模のエステサロンを立ち上げて、独立すること。中学生の頃に感動した女性がキレイになるお手伝いを、今の働き方で、ずっと続けていきたいと思っています。