働いても変化しない、苦しい生活を抜け出したい…
かつての夢を取り戻し、新しい道を開くための仕事

2017.01.17

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 いくら働いても満足できる収入を得られなかった保育士時代、生活に不自由していた鈴木 敏之さん。そんな毎日を変えたのは、ニュースキンとの出会い。ブランドパートナーの仕事で得た経験で様々な事業に取り組む鈴木さんに、今思い描く夢について伺いました。

生活が苦しく、次第に仕事にもやりがいがもてなくなる

 私は専門学校と通信制の短大のダブルスクールで、保育士とスポーツインストラクターの資格をとり、20歳のときに地元の保育園に就職しました。その後は保育士の仕事をしながら土日に子どもたちにサッカーを教えて、2つの仕事を掛けもって生計を立てていました。

 子どもの成長に関われる仕事は楽しかったのですが、手取りの月収額は15万円に満たないくらい。標準的な「普通の生活」すらままならない、苦しい生活を続けていました。頑張って節約しても手元にはほとんどお金が残らず、貯金なんて全くできません。楽しみといえば、草サッカーとたまに行く友人との飲み会程度で、たいした娯楽はありませんでした。

 そんな中でも一番つらかったことが、自分の将来が見えないことでした。仕事を頑張ったところで、自分の生活が全く変わらないわけですから。そして、いつの間にか「人生なんて楽しくない」という気持ちで将来のある子どもに接するのが申し訳ない、と思うようにもなってきて。もし、自分に子どもがいたとしたら、この保育園には預けたくないな、と思ったこともありました。

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親に学費を返済するためにも、この生活を一新したい

 保育士として働きながらも、どうにかしてこの生活から抜け出さなければ、という思いは常にありました。専門学校を卒業するまで私を育ててくれた両親に、これまで自分にかかった学費を返したいと思っていたんです。総額で約2,000万円。両親は二人とも障がい者で、苦しい生活の中でなんとかそれだけのお金を工面してくれたのだと思います。でも、せっかく就職して働いてもお金を返すことができないことに、もどかしさを感じていました。

 そんなある日、専門学校時代の友人から、ブランドパートナーの仕事をしている知人を紹介してもらいました。仕事の話を聞いて、「これはチャンスだ。これなら両親にお金を返せるし、今の生活からも抜け出せるかもしれない」と思ったんです。当時、自分と年齢が近い20代の人たちも数多く取り組んでいたり、同じ保育士で一つ下の女の子もやっていてしっかり結果を出していたことも、自分も頑張ればできるんだという後押しになりました。

 ブランドパートナーの仕事を通じて、お金と時間を得るだけでなく、経営や製品を販売することのノウハウを学ぶこともできました。成功している人のケースを参考にして、自分も同じように取り組んでいくことや、お客さんを本物志向に育てていくことなどは、ニュースキンの仕事で学んだことです。でも、この仕事以外にも応用できることなんです。この経験も、新しい仕事へ挑戦していく大きなきっかけになったと思います。

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ブランドパートナーの仕事で培った人脈やノウハウを活かし、新たな事業をスタート

 すでに両親には私に投資してもらったお金を全て返済して、その後も仕送りを続けています。それに加えて毎年、家族旅行をプレゼントできるようになりました。これも、両親への感謝の気持ちですね。

 また、29歳のときに株式会社を設立し、飲食店や美容サロンの経営など、さまざまな事業にも挑戦しています。これも、ブランドパートナーの仕事によって多くの人とのつながりができたおかげ。たとえば、店舗の場所、看板、内装、専用の機器…新たな事業の立ち上げ時に必要になったものはすべて、ブランドパートナーの仕事で知り合った事業者に依頼しています。

 昨年、新たに若者の独立を支援する事業をスタートさせました。ここでも、ブランドパートナーの仕事で培った教育のノウハウを活かしています。ネイリスト、エステティシャン、美容師など、それぞれのフィールドで頑張っている若者はたくさんいますが、昔の私のように生活に困窮している方も多く、そんな人たちの自立をサポートしてあげたいと思っています。

 実は、保育士になる前から、中学・高校の先生など、「人を育てる」ことが私の若いころからの夢だったんです。保育士の仕事に就いたのも、「人を育てる」ことに関わりたかったから。そしてこの仕事で学んだことを活かすことによって、今まで思い描いていた夢が実現しつつあります。今後は、新規事業を通じて、意欲のある若者を支えていくことを、一つのライフワークにしていきたいですね。

鈴木 敏之

Toshiyuki Suzuki

元保育士。収入面などの不安から将来の自分の姿がイメージできず、悩んでいたときにニュースキンと出会う。ブランドパートナーの仕事で得たビジネスのノウハウを活かし、現在は美容サロンや飲食店の経営も行っている。

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