フェイスケアはシンプルに。肌の仕組みと知っておきたいお手入れの基礎

2016.10.31

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多くの女性が、年齢を超えて手に入れたいと願う「美しい肌」。手に入れるまでには険しい道のりがあると思われがちですが、美肌のためにやるべきケアは、実はとてもシンプルです。まずは丁寧に洗い、肌の調子を整えて、最後に十分な水分を補う。この3つのステップを正しく実行するだけで、憧れの美肌が手に入ります。

まずは、肌トラブルの元をしっかり洗い流すことから

肌は一見平らですが、「皮丘」と呼ばれる、溝に囲まれた三角形の丘が連なっています。肌の「キメ」とはこの部分のことで、皮丘が整っていることが美しい肌の条件の一つなのです。

皮丘をはじめとした肌の表面の約0.2mmは「表皮」と呼び、その下にあるのが約2mmの「真皮」。そのうち、洗顔や保湿など、外側からのケアによって影響が出るのは表皮の部分です。肌となる細胞は、表皮のうちでも最も内側に位置する「基底層」から生まれ、約28日かけて肌の表面へ移動し、「角層細胞」に変化。最後には垢となってはがれ落ちます。このサイクルを「ターンオーバー」と呼びます。肌を美しく保つには、肌が健やかなターンオーバーを乱さないよう、毎日のケアによって導いていくことが大切です。

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そんな美しい肌を手にするためのフェイスケア第一歩は、肌を洗うことから始まります。メイクの油分が肌の表面に少しでも残っていると、酸化して肌老化の原因に。まずはメイクアップを残らず洗い落とします。その後は、余分な皮脂や古い角質、ホコリ、汗、雑菌を落とすために洗顔して、お肌を清潔な状態にリセットしましょう。

洗顔後の肌に水分補給し、キメを整えしっとりうるおう肌に

洗顔後の肌は、皮脂が落ちて乾燥しやすくなっています。セカンドステップでは、そこに十分な潤いを届けることで、肌のコンディションを整えていきましょう。この段階では化粧水を使って、角層部分までしっかりと水分を行き渡らせていくのが目的です。これで、清潔な肌に水分を補うとともに、お肌のキメを整えていくことができるのです。

表皮の角層が正常に働いて、肌に十分な水分が保たれているのが理想的な状態。次のステップで使う美容液やクリームをお肌に馴染みやすくするのも、この段階の目的の一つです。

うるおいを閉じ込めて、健やかなターンオーバーを保つ

最後は、十分な水分が与えられた肌に、ジェルや乳液、クリームなどを使って水分を肌に閉じ込めます。うるおいのベールで肌を覆うことで、角層から水分が逃げるのを防ぐことにつながります。これによって、肌に水分と油分がバランスよく届くようになり、効果的にうるおいを保つことができるのです。

角層の水分を十分に保ち、きれいに整えることが、表皮の活発なターンオーバーを促し、新しい肌への生まれ変わりをスムーズに導くのです。

まとめ

理想の肌は、正しい理論を知り、シンプルな習慣を毎日きちんと続けることで手に入ります。肌がもっている力を最大限に引き出す3ステップの実践によって、理想の肌を手に入れましょう。

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